不動産屋の転居サポートとの違い
不動産屋の転居サポートと特定行政書士の転居サポートとでは何が違うのでしょうか。以下、Aさんのケース(モデルケース)を通して説明します。
【目次】
不動産屋の転居サポートを使った場合
- Aさんは、生活保護を受け、都内の無料低額宿泊所(無低・宿泊所)で暮らしています。
- Aさんは、普通のアパートへ引越したいと思います。
- Aさんは、不動産屋の転居サポートを受けてみることにしました。
- すると、不動産屋の人が福祉務所へ同行してくれたり、引越し先探しを手伝ってくれました。
- そして、Aさんは、福祉事務所に引越しの申請をしました。
- しかし、不幸にも申請は通りませんでした。
- Aさんは、福祉事務所の決定に納得いきませんでした。
- そのことを、不動産屋の人に相談してみると、『自分たちにできることはありません。専門家に相談してみてください。』と言われてしまいました。
- Aさんの無料低額宿泊所(無低・宿泊所)生活は続きます。
特定行政書士の転居サポートを使った場合
- Aさんは、生活保護を受け、都内の無料低額宿泊所(無低・宿泊所)で暮らしています。
- Aさんは、普通のアパートへ引越したいと思います。
- Aさんは、特定行政書士の引越しサポートを使ってみることにしました。
- 特定行政書士が、福祉務所へ同行してくれたり、書類の作成をしてくれたり、引越し先探しを手伝ってくれました。
- そして、Aさんは、福祉事務所に引越しの申請をしました。
- しかし、不幸にも申請は通りませんでした。
- Aさんは、特定行政書士から、『不服申立てというものがあって、それをすれば、福祉事務所の判断をひっくり返すことができるかもしれない。』と聞きました。
- 不服申立てをして、福祉事務所の判断をひっくり返そう。Aさんはそう思いました。
- 特定行政書士が不服申立てについてのいろいろな手続きをやってくれました。
- 審理の結果、Aさんは生活保護で引越しをすることができました。
もちろん、皆が皆、Aさんのように不服申立てによって救われるとは限りませんが、特定行政書士が不服申立てについて頼れる存在だということは分かっていただけたのではないでしょうか。
普通の行政書士にできること
ちなみに、特定行政書士ではない普通の行政書士にできるのは、あなたに代わって書面を作成したり、申請をするところまでです。申請が通らなければ、申請書の書き方を工夫したり、資料を添付して、改めて申請をすることはできますが、それでもダメなら、彼らにできることはもうありません。
不服申立てと特定行政書士
”不服申立て”は、簡単に言うと、行政が一度おこなった判断(『処分』といいます)について、行政に対し『もう一度考えて下さい』と再考を求めるものです。不服申立てがされると、行政不服審査法という法律に基づく審理が開かれます。この審理の結果、あなたの希望が受け入れられることがあります。
行政不服申立てについて、あなたの力になれるのが、特定行政書士です。特定行政書士は、行政不服申立てについて、あなたの代理人になることができます。あなたの代理人として、資料を集めたり、必要な書面を作成したりと、さまざまな手続きをすることができます。
【無料】引越しサポートの内容
- ①福祉事務所への申請のお手伝い
(同行サポートを行います) - ②引越先探しのお手伝い
- ③不服申立てサポート
申請が通らなかったときも安心。 - ④当サービスは無料でご利用いただけます(一定の場合を除く)。