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Q&A

Q.特定行政書士とは何ですか?
A.

特定行政書士とは、行政書士のうち法で定める研修を修了した者をいいます。一般の行政書士と何が違うのでしょうか。その大きな違いの一つが、特定行政書士は不服申立ての代理人になることができる、という点です。これは、申請が通らなかった場合に大きな違いになって現れます。
例えば、あなたが生活保護の申請をしたとします。そして、不幸にも、その申請が通らなかったとします。この場合、一般の行政書士にできるのは、新たな資料を添付したり申請書の記載を工夫して、改めて申請をすることくらいです。特定行政書士には、この他に不服申立てという手段があります。不服申立てとは、平たく言うと、行政に対してもう一度考えてくれと求めることですが、これは単なるクレームやお願いとは違います。不服申立ては、行政不服審査法という法律によって定められた手続きでなのです。不服申立てがされると、行政は対応を迫られます。きちんと対応しなければ、それだけで違法なのです。申請が通らなかったときに、依頼者に提示できる手段という点で、特定行政書士には、一般の行政書士にない強みがあるのです。

Aさんのケース(モデルケース)を通して不服申立てについて理解する